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フィリピンとタイを比較:移住するならどっち?両国に住んだ私の結論

東南アジアのタイとフィリピンはどちらも移住先として人気があります。

実際私もフィリピンに移住する前はタイのバンコクに住んでいましたので、どちらも日本人にとって住みやすい環境だと言えますが、

 今回はタイとフィリピン、両方に住んだことがある筆者が、移住先としてどちらが適しているのか、

 両国のメリットデメリットを比較した上で解説したいと思います。

移住先としてフィリピンの魅力:日本から近く、英語が公用語

 フィリピンとタイは、どちらも魅力的な移住先ですが、それぞれの国には異なる特徴があります。 まず、フィリピンのメリット・デメリットを見てみましょう。

 

メリット:

 • 英語が公用語

 フィリピンが移住先としてもっとも優れている点は、英語が共用語であることです。

 そのため、ある程度英語が話せれば、移住してから新しく語学を学ぶ必要がないため、

 移住の初期費用がかからず、すぐに仕事や生活を始めることができます。

もちろん、長く住む場合や住む場所や仕事の内容によっては、タガログ語やセブアノ語などの現地語をマスターする必要性もありますが、

東南アジアでもシンガポールの次にフィリピンは英語を話せる人口が多いことは、移住先として大きな魅力だと言えるでしょう。

また、仮に英語が全く話せなかったとしても、英語は世界共通語であり、教材も豊富ですので、

 他の言語と比較しても覚えることが容易な言語だと言えますので、フィリピンで一から英語を学ぶことで

 他の国へ行ってもその語学力を使ってコミュニケーションをとることができる生涯使えるスキルを学ぶことができます。

 • 日本から近く、旅費が安い

 フィリピンの移住先として人気の理由として、日本から近いということが挙げられます。

 成田空港から首都マニラまで4時間、セブまで4時間半ほどで行くことができるのは、帰りたいときにいつでも帰れる距離にあると言えますので、日本人にとってとても大変魅力的です。

 • 物価が安い

 フィリピンは物価が安い国として知られているため、日本にいるよりも快適に過ごすことができます。

 タイも物価が安い国なのですが、東南アジアでバンコクはシンガポールの次に物価が高いため物価の安さで言えば、まだフィリピンの方が勝っています。


デメリット:

• 治安が悪い

フィリピンは「海外で日本人が最も殺されている国」であることは周知の事実ですが、フィリピン最大のデメリットはその治安の悪さです。

フィリピンが銃社会であることもその理由ですが、盗難や傷害などのマイナー犯罪を含めるとフィリピンの犯罪件数は東南アジアでも低くありません。


 • 食文化は揚げ物が多い

もう一つ、フィリピンのデメリットを上げるのであればフィリピン料理は「揚げ物」が多く、食文化があまり発達していないと思えます。

もちろん、海に囲まれているため日本人のように魚介類を食べる食文化は共通しているものの、揚げか焼きがメインですので、フィリピンにいると胃もたれしやすいというのは事実です。

移住先としてタイの魅力:食べ物が美味しく、仏教のため親しみやすい

つぎに、移住先としてタイの魅力について紹介したいと思いますが、観光、移住としても多くの日本人が訪れるのには理由があります。

タイのメリット、デメリットは以下の通りです。

メリット

・日本人が多い

2022年10月時点での海外在留邦人数調査統計によるとタイに日本人は約8万人いると言われていますが、

同じ時期で見るとフィリピンは1万4,522人しかいません。

日本人が多いということはそれだけ日本人に適している国であると言えますし、何より日本人向けのレストランやお店、サービスなどが充実していることであり、現地で日本人が仕事を探すのも容易だとということです。

・歴史的な寺院や遺跡が多い

タイが日本人にとって人気の理由の一つして、日本人と同じ仏教徒であることが親しみやすい点だと言えます。

・美味しい料理が多い

トム・ヤム・クン、グリーンカレー、パッタイなど、タイを訪れた多くの日本人が感じるのが、タイには美味しい料理が多いということが観光や移住先として人気の理由です。


 ・国内のほとんどが地続き

タイは日本とは異なり、地続きで国内のほとんどの場所に行くことができ、しかもミャンマー、カンボジア、ラオス、マレーシアなどの近隣諸国に陸路で行くことができます。


 

デメリット

・英語が通じない(標識や文字が読めない)

移住先としてタイの唯一で、最大のデメリットは英語が通じないということです。

私がタイに住んでみて一番不便に感じたことは、観光地では英語が話せるガイドがいますが、一旦ローカルの生活を送ると驚くほど英語が通じないことでした。

しかも、文字がアルファベットではなくタイ語ですので、文字を理解できないと標識やカンバン、本など全く理解できません。

タイに移住してこの課題を克服するために、半年ほどタイ語の学校に通ったり、オンラインレッスンも受けて日常会話レベルは何とかなったのですが、

最終的にタイ移住を断念したのは、読み書きも含めてタイ語を学習し続ける熱意が足りなかったからだと思います。


移住先として、フィリピンとタイに共通していること

では、つぎにフィリピンとタイに共通しているメリット、デメリットについて触れてみたいと思います。

 

メリット

・年中、気温が暖かい

フィリピンとタイ、両方に言える共通点として年間を通して気温が暖かい、雪が降らない南国の国であるため過ごしやすいという魅力があります。

一度南国の国で過ごしてしまうと、日本の冬は寒すぎると感じるでしょう。

 

・物価が安い

世界的にみても、日本は異常に物価が高い国として知られていますが、フィリピン、タイどちらも物価が安いため日本にいるよりも生活費がかからないというメリットは共通しています。

・日本から近い

日本から飛行機で行く場合、フィリピンは4時間、タイは5時間で行くことができるのも、移住先として選ぶのに大切な条件です。

 

 

デメリット

・日本語が通じない

日本の国外であるため、こればかりはどうしようもないことですが、日本語が通じないというのは両方のデメリットです。

しかし、日本人が多く住んでいるエリアやレストラン、リゾートなどでは日本語が通じる場所も多いということが救いです

・インフラが整備されていない

残念ながら、フィリピン、タイどちらも都市部から離れると一気にインフラが悪くなるというのが現状です。

しかしこれも、いずれは解消されることを祈るほかありません。

 

 

フィリピンとタイどちらが移住先として良いのか?

 

結論は、どちらの国も日本人が移住する国として適していますが、英語でのコミュニケーションが重要な方にはフィリピン、食文化や歴史を楽しみたい方や日本人が多いほうがいいという方にはタイがおすすめです。

 

私の場合は、言語の壁が一番の決め手でしたが、何を重要視するのかは人それぞれです。

できるのであれば、どちらの国も訪れてみて、自分に合った国を見つけてください。

 

まとめ

フィリピンとタイはどちらも日本人に人気の移住先です。

どちらが良いのかと言えば、フィリピンとタイ両方には素晴らしい魅力があり

同時にメリットとデメリットが存在します。

どちらが良いのかと言えば、それは「移住するにあたって何を重視するのかによる」と言う答えになるでしょう。

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PH.navi

フィリピン生活を送っているサラリーマン兼ブロガー@shoheybeatzです。大学をアメリカで過ごし、卒業後日本で働いたあとタイへ移住し、東南アジアを陸路で横断後フィリピンに移住。現在、現地の日系企業で働きながら2児のパパとして子育てに奮闘中。

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