*本サイトではアフィリエイト広告を利用してます。

フィリピン株投資で長期投資におすすめの個別銘柄SMインベストメンツ



フィリピンへ旅行で訪れたり、実際の暮らしていると、ショッピングモールへ行って買い物をする機会があると思いますが

フィリピンでショッピングモールを一番多く所有しているのが、SM財閥グループのSMインベストメンツコーポレーションです。

私は2020年からフィリピン株式へ投資を開始して、このSMインベストメンツが長期投資として最適な個別銘柄だと思っているのですが、

今回はこのフィリピン最大の複合企業と言われるSMインベストメンツがなぜ長期投資にむいているのか、その理由についてご紹介します。



<なぜSMが長期投資としておすすめなのか?>
  • 時価総額でフィリピン最大の複合企業
  • 国内最大の銀行BDOと国内最大の不動産開発SMPH
  • SM、SMPH、BDOでフィリピン株価指数(PSEi)の30%を占める
  • 過去5年間で継続的な利益成長を維持している
 (コロナによる2020年を除いて)



時価総額でフィリピン最大の企業SM


SMグループとしても知られるSMインベストメンツコーポレーション(ティッカーシンボルSM)は、フィリピン最大の財閥企業です。

ショッピングモールの開発と管理、小売、不動産開発、銀行業、観光業、鉱業、教育、物流など様々なビジネスを行うフィリピン最大の複合企業の一つです。

なお、SMは時価総額でフィリピン証券取引所最大の企業であり、SMグループの3社SM、SMPH、BDOの時価総額の合計はフィリピン株価指数PSEインデックスの30%以上を占めています。



SMインベストメンツの主要な子会社


SMインベストメンツの子会社についてご紹介します。なお、全てここに載せるのは難しいので、主要な企業へ絞っています。


フィリピン最大の不動産会社SMプライム (SMPH)

不動産

SMプライム ホールディングス(SMPH)はフィリピン最大の不動産会社で、モール、住宅、商業ビル、ホテル、コンベンション センターなどの開発及び運営をしています。 
 
2023年時点で所有しているショッピングモールは国内に83ヶ所、中国に7ヶ所あります。

SMプライムホールディングスは4つのセグメントによる開発を行っています。

モール
ショッピング センター、劇場、アミューズメント アリーナを運営します。

住宅
マンション、集合住宅、レジャーハウスの開発・販売。

商業ビル、オフィスビル、およびホテルとコンベンション センター
8つのホテルと5つのコンベンションセンターを所有
2023年現在)

国内最大の銀行BDOユニバンク(BDO)

銀行

総資産でフィリピン最大の銀行であるBDO Unibank(BDO)は約1,500の支店があり、あらゆる銀行関連サービスを行っています。

BDO Unibank Inc. の総資産価値は、2022年12月時点で約731億3,000万米ドルで国内最大の銀行です。

simplywall.stによるとBDO Unibank は、収益と売上高がそれぞれ年間 7.8% と 10.2% 増加すると予測しています。

China Banking Corporation(CHIB)

銀行
China Bankはフィリピン初の民営の地元商業銀行であり、預金、投資、信託、現金管理、送金、融資商品やサービスに関連するさまざまな銀行サービスや商品を提供しています。
(SMは同社の株式30%を所有)

SM Retail, Inc.

小売(非上場)
全国的にデパート、スーパーマーケット、専門店を展開する小売業者です。

SM マーケット
食品小売店チェーン
SM Supermarket、SM Hypermarket、Savemore

SM ストア
デパート百貨店

ショッピング モール
Walter Mart
マニラ首都圏、ルソン中部、ルソン南部にあるフィリピンのショッピングモールチェーンです。

コンビニエンスストア
Alfamart

専門店
Ace Hardware、SM Appliances、Homeworld、Our Home、Toy Kingdom、Kultura、Baby Company、Sports Central、Pet Express、ミニソー、Watsons Drug(薬局)、ユニクロなど


Belle Corporation (BEL)

観光
リゾート及びカジノ施設の開発、運営を行なっていて、Tagaytay Highlandsやマニラにある「City of Dreams Manila」の運営を行なっています。
(SMが27%の株式を所有)



2GO Group Inc(2GO)

物流
フィリピン全土の消費者、中小企業、大企業、政府機関に配送、物流、流通サービスを提供しています。
(SMが52.9%の株式を保有)



Atlas Consolidated Mining & Development Corp.(AT)

鉱業
子会社を通して金属採掘と鉱物探査および開発を行っています。
(SMが37.26%の株式を保有)

SMインベストメンツの継続的な利益成長


2013~2022年(過去10年間)の純利益




SMは過去10年間の業績を見ても、コロナで収益が減少した2020年、2021年を除いて、毎年利益が成長しています。


<2023年上半期>
 
SMインベストメントの優れた点はファンダメンタルズと収益性で、収益と売上高がそれぞれ年率10.4%と5.2%増加すると予測されています。 
 
このことからSMが今後10年間成長し続けることが期待できるため、SMは長期的な投資として適していると思います。


SMインベストメンツは2023上半期の連結純利益が前年比32%増の365億ペソとなったことを発表しました。

なお、純利益の内訳は、銀行事業が全体の47%を占め、不動産事業が26%、小売事業が17%、ポートフォリオ投資が10%となっています。

BDO Unibank Inc. は、すべての主要事業における着実な成長により、352億ペソの利益を計上し、 総顧客融資額が2兆7000億ペソまで8.0%拡大したことを受け、同行の純金利収入は895億ペソに急増しました。


一方、China Banking Corpの純利益は、増収と引当金の減少を背景に7.0%増の106億ペソとなり、純金利収入は16%増の255億ペソでした。

不動産関連では、SMプライム ホールディングスの連結利益が194億ペソとなり、売上高は463億ペソから 599億ペソに急増し、前年同期比38%増加しました。

連結売上高の53%を占めるモール事業は前年同期53%増の315億ペソとなり、レンタル収入だけでも43%増の263億ペソ、映画、チケット販売、その他の収入は156%増の52億ペソとなっています。

住宅事業は176億ペソの収益を記録し、その他の事業部門は40%増収の62億ペソとなりました。

2023年、SMインベストメンツは900億ペソ(16億ドル)を投じて3つの新しいショッピングモールを建設し、国内のSMショッピングモールの数を85ケ所にする予定です。




まとめ


なぜSMが長期投資としておすすめなのか?

・時価総額でフィリピン最大の複合企業
・国内最大の銀行BDOと国内最大の不動産開発SMPH
・SM、SMPH、BDOでフィリピン株価指数(PSEi)の30%を占める
・過去5年間で継続的な利益成長を維持
・今後10年間成長し続けることが期待できる





 ※おすすめ記事※

#生活に関するおすすめ記事

気温が暖かい、物価が安いと言った、フィリピンの暮らしで、「南国の暮らし最高!」と思えることやフィリピン生活で楽しいこと、うれしいことについて紹介したいと思います。

#観光に関するおすすめ記事

フィリピンの北部で人気の観光スポットについて紹介します。バギオ、ビガン、パンガシナン、サガダ、バナウエなどの日本でもおなじみの場所からトゥゲガラオ、ラオアグまで北部観光の魅力をたっぷりお届けします。

#お金に関するおすすめ記事

フィリピン在住者による海外生活や旅行、観光地、株式投資に関して紹介する現地情報発信メディアです。

#移住に関するおすすめ記事

フィリピン移住でもっとも日本人が重要視すると思われる「安全性、利便性、快適さ」という3つ視点からフィリピンで移住先として外国人に人気がある7つエリアについてご紹介いたします。

#仕事に関するおすすめ記事

フィリピン在住者による海外生活や旅行、観光地、株式投資に関して紹介する現地情報発信メディアです。

#語学に関するおすすめ記事

フィリピン人講師が所属するオンライン英会話やフィリピン英語留学など人気ですが、フィリピン英会話がおすすめな人、そうでない人について紹介します。
PH.navi

フィリピン生活を送っているサラリーマン兼ブロガー@shoheybeatzです。大学をアメリカで過ごし、卒業後日本で働いたあとタイへ移住し、東南アジアを陸路で横断後フィリピンに移住。現在、現地の日系企業で働きながら2児のパパとして子育てに奮闘中。

コメントを投稿