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2023年フィリピンの治安や危険な場所、やってはいけない行動とは?

フィリピンといえば、

過ごし易い南国の気候や美しいビーチ、物価が安く、英語が公用語、日本からも近いため旅行や留学、移住する人も増えている国ですが、

一方で「フィリピンは治安が悪い」とよく言われるんですが、

実際のところどうなのでしょうか?

実はフィリピンの治安は東南アジアではかなりよい方だということをご存知でしょうか?

そこで今回は滞在中に日本人が絶対にやってはいけない行動、2023年最新のフィリピンの治安状況やフィリピンであぶない場所、そして滞在中に役立つ防犯対策とグッズを紹介します。

フィリピンで日本人が絶対にしてはいけない行動


フィリピン問わずですが、海外へ行くと普段の何気ない行動から、犯罪に巻き込まれることがあります。

なぜかといえば、日本は世界的に見ても超安全な国ですので、多くの日本人は普段とっている行動が犯罪に巻き込まれてしまう可能性があるという認識が殆どないからです。

そのため、フィリピンで滞在する際には普段からよくやってしまう行動で、ゼッタイにやってはいけないことを紹介します。

1. 道路や道端で財布あけたり、お金を数えたりしない。

2. 道路や道端をガイドブック、スマホを見ながら、イヤホンで音楽を聴きながら歩かない。

3. 貴金属を身につけるなど裕福そうな格好をしない。

4. 財布はフィリピン用のものもしくはペラペラの見るからに安そうなものを用意する。男性は長財布を後ろポケットに入れない。

5. 飲食店で財布やスマホ、バッグをテーブルや席に置きっぱなしにして離れない。

6. ストリートチルドレンに近づかない。

7. 短時間で仲良くなった人を信用しない。

8. 夜間に一人で歩かない

9. 貴重品を(見えるように)持ち歩かない

10. 人混みに入らない(スリに注意する)


とくに日本からきた人が上記の行動をとりやすく、これまでに何度も見かけて声をかけたことがあります。

フィリピンでは「ここは安全な国、日本じゃない」という意識を常に持ち行動する必要があります。

フィリピンの治安について


フィリピンは治安が悪く、危険だと言われています。

しかし、実際のフィリピンの治安レベルは1~3の国と認定されており、なんと日本と同じレベルです。
 
米国のリサーチプラットフォームmacrotrend.netに掲載されている1990年から2019年までのフィリピン犯罪率ですが、年々犯罪率が減少してきているのが、わかりますよね。

しかもこの年フィリピンの4都市(ダバオ、マカティ、イロイロ、セブ)が東南アジアで最も安全な都市トップ10位に選ばれていました。(JETRO)

またドイツのリサーチ分析サイトのStatistaによると2020から2022までのフィリピンの犯罪発生件数は、2022年は若干増えているものの、2020年から減少傾向にあります。

年    発生件数
2020    394.47
2021    375.73
2022    379.5

さらに2023年上半期のフィリピンの犯罪率は前年同期10.14%減少したとCNNで報道されています。


The country's crime rate has dropped by 10.14% in the first six months of this year compared with the same period last year, the Philippine National Police said on Monday.


このことからもわかるように、フィリピンの治安は年々改善されてきていることがわかります。

エリア別の犯罪発生件数トップ5


フィリピンの治安は改善してきているとは言え、日本に比べるとやはり治安が悪いので注意が必要です。

フィリピン国家警察 (PNP) によると、2022年7月から2023年1月までにフィリピンで最も発生率の高かった犯罪の上位トップ3は窃盗、強姦、傷害と言われ、近年はとくにスリや窃盗、置き引き、ひったくりなどの軽犯罪は多発しています。


statistaに掲載されているフィリピン国内のエリア別犯罪件数を見て、どのエリアで犯罪が多発しているのかを知っておきましょう。


1位 マニラ首都圏            8,344件
2位 カラバルソン      4,068件
3位 中央ビサヤエリア    3,530件
4位 パンパンガ       2,079件
5位 ミンダナオ南部        1,897件

引用:

このデータによると、フィリピンでもっとも治安が悪いエリア1位がマニラ首都圏で、犯罪発生件数は他のエリアの2倍以上あることがわかります。

2位がタガイタイで有名なカビテ州、ラグナ州、バタンガス州があるマニラ南部のカラバルソンエリアで、3位がセブ、シキホール、ボホールがある中央ビサヤエリアと続き、

4位がアンヘレス・クラークがあるパンパンガ州となっています。

このことから日本人が多いマニラ首都圏やセブ島については、治安が悪い地域もあると知っておくべきでしょう。

もちろん、マニラではマカティやボニフォシア・グローバルシティ(BGC)など多くの日本人が住んでいる場所は治安が良く、夜でも比較的安全ですのでご安心ください。

しかし一方で、ケソン市はマニラでもっとも犯罪件数が高く、またマラテやエドサ、キアボなどの繁華街で夜間は犯罪が起きやすいため注意してください。

セブ島では、マンゴーストリート、コロンストリート、パシルの3つのエリアの治安が悪いとされており、これらのエリアでは、スリや窃盗犯、麻薬売人などが多く存在しています。

とくにフィリピン国内で治安が悪いと言われている場所が、スラム街やバー・ナイトクラブ、カジノなどがある場所と言われています。

そのため、そういった場所にはとくに夜間は近づかないようにすれば犯罪に巻き込まれることはほとんどないと思います。


フィリピン旅行中の防犯対策


海外旅行での防犯対策に以下の点に注意することで、安全な旅行を楽しむことができます。

現地の情報をよく確認する


旅行先の治安情報や危険地域を事前に調べ、注意喚起を受けた場所は避けるようにしましょう。また、現地の法律や習慣についても調べておくことが重要です.

貴重品は分散して持つ


現金やクレジットカード、パスポートなどの貴重品は、分散して持ち歩くようにしましょう。また、ホテルのセーフティボックスを利用することもおすすめです.

身に着けるものに注意する


身に着けるものによっては、犯罪被害に遭いやすくなる場合があります。例えば、高級ブランド品や高価なアクセサリーを身に着けることは避けましょう.

公共交通機関を利用する


夜間は道を歩くことを避けて、タクシーなどを利用するようにしましょう。また、タクシーを利用する場合は、Grabなどを利用することをおすすめします。

周囲の人々と協力する


緊急時には周囲の人々と協力して対処することが大切です。また、現地の人々と交流することで、治安情報や危険地域などを知ることができます。


フィリピン旅行でも安心!防犯グッズ


最後にフィリピンで役立つ防犯グッズについて紹介します。

セキュリティワイヤー


リュックを動かせないように固定したり、貴重品をカバンから出せないようにすることができます。また、ホテルのセーフティボックスを利用することもおすすめです。

南京錠


荷物やバッグを施錠することができます。また、鍵をかけることで、盗難や紛失を防ぐことができます.

カードスキミング防止グッズ


クレジットカードやICカードなどの情報を盗み取られることを防ぐことができます。例えば、RFID対応のカードケースや財布があります。


リュックカバー


リュックサックにかぶせることで、盗難や紛失を防ぐことができます。また、汚れや傷からリュックサックを守ることもできます。

トラベルウォレット


パスポートやクレジットカードなどの貴重品を収納することができます。また、首から下げるタイプやウエストポーチタイプなど、様々な種類があります。

防犯スプレー


目にかけるとしばらく視界が遮られるため、犯人から逃げる時間を稼ぐことができます。ただし、使用する際は周囲に注意して使用するようにしましょう。

ピタ鈴


荷物に取り付けることができる小型の鈴です。荷物が動くたびに音が鳴り、盗難や紛失を防ぐことができます.

ドアストッパー


ドアの下部に挟んで使用することで、ドアを開けられなくすることができます。また、ドアストッパー自体に警告音機能がついているものもあります。


以上です。

ぜひフィリピンへ旅行に来る際の参考にしてください。

まとめ


フィリピンは、美しいビーチや豊かな自然が魅力的な観光地ですが、治安面での不安なところもあります。

特に、首都マニラや一部の地域では、スリ、詐欺、ぼったくり、美人局、置き引きなどの軽犯罪が多発しています。

しかし、フィリピンの犯罪発生件数は年々減少傾向にありますが、適切な防犯対策を講じることで、犯罪に巻き込まれる確率は減らすことができます。

滞在中は今回ご紹介した内容を思い出して、注意しながら最高の思い出を作ってほしいと思います。
PH.navi

フィリピン生活を送っているサラリーマン兼ブロガー@shoheybeatzです。大学をアメリカで過ごし、卒業後日本で働いたあとタイへ移住し、東南アジアを陸路で横断後フィリピンに移住。現在、現地の日系企業で働きながら2児のパパとして子育てに奮闘中。

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