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【ルソン島北部イロコス】ラオアグ、ビガンの世界遺産を巡る旅


フィリピンのルソン島西海岸沿いにあるパグプット、ラオアグ、ビガンは世界遺産や歴史的建造物、美しい自然など、魅力的なスポットがたくさんあります。

この記事では、私が実際に行ってみた感想や写真を紹介します。


ルソン島北部イロコス地方とは?

イロコス地方はルソン島の北西部に位置する北イロコス州、南イロコス州、ラウニオン州、パンガシナン州4つで構成されているフィリピンの行政区域です。

今回訪れたのはイロコス地域最北に位置する北イロコス州ラオアグ、パガドパッドと南イロコス州ビガンで、文化遺産と自然の美しさが独特に融合していることで知られています。

これらの場所は、歴史、文化、自然の美しさが豊かに融合しており、訪れる価値があります。 

歴史的建造物、美しいビーチ、おいしい地元料理に興味があっても、イロコスでは楽しめるものがきっと見つかります。


イロコス地方への行き方


マニラからこれらの場所に行くには、いくつかの選択肢があります。 

マニラからラオアグ空港までは飛行機で約1時間かかります。 

または、ラオアグ行きのバスを利用することもでき、移動時間は約8時間です。

ラオアグからは、パガッドパッドを通過するクラベリア・カガヤン行きのバスまたはバンに乗ることができます。 

ラオアグまたはパガッドパッドからビガンに行くには、バスをご利用ください。

今回は私が住んでいるアンヘレス市から一旦マニラのケソン市クバオに行き、そこからラオアグまでの夜行バスに乗っていきました。

わざわざ一旦マニラに行った理由は、年末の帰省ラッシュで混雑しているため、始発でないとバスの席を取れなかったからです。

パグプット:ルソン島最北端のリゾート地

Pagput(パグプット)は、北イロコス地方にある海岸沿いの町です。 美しい白いビーチがあるため、「北のボラカイ」と呼ばれることもあります。 

パガッドパッドの人気観光スポットには、バンギ風車、カプールワン岩石層、バンタイ アボット洞窟などがあります。

- 夜9時にマニラを出発したバスは、朝5時にパグプットに到着しました。バス停でトライシクルの運転手に声をかけられ、観光名所を回ってもらうことにしました。

- まず訪れたのはパグプットのウィンドミルです。海岸沿いに風力発電用の巨大な風車が並んでいて、とても印象的でした。海はとてもきれいで、風が心地よかったです。お土産屋では、ウィンドミルのキーホルダーやTシャツなどが売られていました。

- 次に向かったのはカビガンの滝です。トライシクルで村まで行き、そこからガイドと一緒に30分ほど山道を歩きました。
滝は高さ約80メートルで、水しぶきが気持ちよかったです。滝壺に入ることもできますが、水は冷たいです。

- 他にもビーチや岩場などがありますが、途中で雨が降ってきたので断念しました。トライシクル運転手にバス停まで送ってもらい、昼前にラオアグ行きのバスに乗り込みました。

ラオアグ:イロコスノルテ州の州都



北イロコス州の首都である ラオアグは、「サンシャイン シティ」とも呼ばれます。 宗教、歴史、文化の名所がたくさんあります。 ラオアグの必見スポットには、ユネスコ世界遺産のパオアイ教会や北のマラカニアンなどがあります。

- パグプットから南へ1時間ほどでラオアグに到着しました。ホテルに荷物を置いてから街を散策しました。

 - 街の中心には赤レンガ造りのベルタワーがそびえ立っていました。この塔は毎年少しずつ沈んでいると言われています。周りの現代的な建物と対照的でした。

 - 次にセイントオーガスチン教会へ行きたかったので、ジプニーターミナルへ行きました。パオアイ行きのジプニーに乗って1時間ほどで到着しました。



 - セイントオーガスチン教会は世界遺産に登録されている古い教会です。石造りの堂々とした外観と美しい装飾が見事でした。教会の横には博物館もあります。

- 翌朝、次の目的地であるビガン行きのバスに乗りました。1時間に1本の間隔でバスが出ているので、待ち時間はそれほどありませんでした。

ビガン:街全体が世界遺産の古都

南イロコス州にあるユネスコの世界遺産であるビガンは、保存状態の良いスペイン時代の住居で知られています。 石畳の通りを歩いていると、昔にタイムスリップしたような気分になります。

- ラオアグから2時間ほどでビガンに到着しました。ホテルに荷物を預けて早速市内を探索しました。ビガンは16世紀から残るスペイン植民地時代の建物が多く、街全体が世界遺産に登録されています。

- クリソゴロ・ストリートはビガンのメインストリートで、石畳の道にスペイン風の建物が並んでいます。お土産屋やカフェ、レストランなどがあります。馬車に乗って街を回ることもできます。


- 昼間はあまり感動しなかったビガンですが、夜は違いました。ランプの明かりと古い建物が幻想的な雰囲気を作り出していました。クリスマスシーズンだったので、公園の噴水や教会などもライトアップされていました。カップルや家族におすすめのロマンチックな場所です。

まとめ

この記事では、フィリピン・ルソン島北部イロコス州のパグプット、ラオアグ、ビガンを巡る旅を紹介しました。それぞれに魅力的なスポットや歴史があります。フィリピンに行く機会があれば、ぜひ訪れてみてください。

PH.navi

フィリピン生活を送っているサラリーマン兼ブロガー@shoheybeatzです。大学をアメリカで過ごし、卒業後日本で働いたあとタイへ移住し、東南アジアを陸路で横断後フィリピンに移住。現在、現地の日系企業で働きながら2児のパパとして子育てに奮闘中。

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