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フィリピンでの子育て移住のメリットとデメリット、我が家の子育てを紹介



フィリピンは日本から近く、物価も安い国で英語教育が盛んな国ですが、子育てにはメリットとデメリットがあります。

この記事では、フィリピン移住10年目の私の経験をもとに、フィリピンでの子育てや教育におけるメリットやデメリット、注意点についてご紹介します。

フィリピンでの子育てメリット


フィリピンでの子育て移住には以下のようなメリットがあります。

家事や子供の世話をメイドに任せられる

フィリピンでは、家事や子供の世話をしてくれる住み込みのメイドを雇うことが一般的です。

メイドは月額1万円~2万円程度で雇うことができますので、両親は共働きをすることが容易になり、自分の時間も確保できます。

なお、メイドのほかに子供の送迎のためにドライバーも雇っています。

英語を話せる環境がある


フィリピンでは英語が公用語となっており、ほとんどの学校では授業が英語で行われます。
 
しかしクラスメート同士の会話が英語なので、子供は自然に英語を話せるようになります。
 

子どもを大事にする国民性や文化がある

 
フィリピンは子どもを大事にする国民性や文化があり、フィリピン人は家族や親戚との絆が強く、子どもたちに愛情や教育を与えます。
 
うちでも親戚の子供を何人か引きとって暮らしている時期がありましたが、うちでもメイドが休みで、私たち夫婦が忙しい時など親戚の人によく預かってもらうことがあります。

フィリピンでの子育てデメリット


一方で、フィリピンでの子育てには以下のようなデメリットもあります。

治安が悪いエリアが多い

 
フィリピンは治安が悪いことで知られていて、臓器売買や人身売買目的での子供の誘拐件数も多いと言われています。
 
そのため、小さい子供を一人で外に歩かせることは大変危険ですし、犯罪や事故に巻き込まれる可能性も高いです。
 

道徳教育がされない

 
フィリピンでは道徳教育が十分にされていません。
 
近所の子供たちが勝手におもちゃや(我が家から)食べ物やジュースを取ったりすることがあります。

問題は子供の親たちがそれを悪いことだと認識していないことです
 

医療費が高い

 
フィリピンでは医療費が高いことで知られています。
 
同時に子どもの死亡率も高いです。
 
そのため、医療については決してお金を惜しまないようにしています。
 
私の子どもたちは都市部にある大学病院で生まれましたが、その後も何かあればこの病院に連れて行きます。
 
しかし、この病院はかなり高額なので、医療保険でカバーしています。
 

教育レベルが低い

 
フィリピンの教育水準は国際的に見ても高くありません。
 
そのため、将来的に考えれば子どもが望むのであれば都市部の大学や留学をさせてもいいと思っていますが、それにはかなりの費用がかかります。
 
また、フィリピンでは多くの子どもたちが親の教育レベルや経済的な理由で高い教育水準を受けることができないという問題がありますが、そういった問題が後々起きないように今から学資保険の積み立て投資などで準備をしてます。

フィリピンでの教育制度は?


フィリピンでは、法律により教育は13年が義務教育となっていて、

プレスクール(幼稚園)が2年、
小学校が1年生から6年生、
中学校が7年生から10年生、
高等学校が11年生から12年生という仕組みです。

私の娘は今年7歳で、現在、幼稚園2年目のK2というグレード(級)です。

フィリピンは英語が公用語のため、どの学校でも英語を教えますが、

先生がどこまで英語で話すかは、学校次第のようです。

私の娘が通っている幼稚園もカトリック系の幼小中一貫校で、授業だけでなく、クラスメイトとの会話も全て英語です。



幼稚園選びから大事


日本もそうですが、子供の学校は幼稚園選びから大事です。




ちなみに、娘が通っている幼稚園を決めた理由ですが、

付近にあるカトリック系のインターナショナルスクールで、娘と見学に行き、しっかりとした教育が受けられそうな少人数制の授業と、

生徒の半分は韓国、中国、欧米系のハーフの子どもたちだったこと、

そして全て英語での授業を行っているということでした。



私はできれば子供たちをカトリック系の学校に通わせたいと思っていたのですが、

その理由としてカトリックが7割を占めるフィリピンで暮らすからということもありますが、

日本人は仏教と言えども無宗教に近く、私の親も宗教を習慣としてでしか教育しませんでしたが、

海外生活においては無宗教はとてもネガティブに捉えられることが多かったという私の経験から、

子供たちにはどこで暮らすにしても、宗教観を持ってほしいと思っています。

ただ、本来、親から子へ教えられるべき宗教観ですが、父親の私が完全無宗教のためできませんが

日曜日の朝は家族4人で近くの教会にいくようにしています。


我が家の子育て


我が家は、私たち夫婦と子供2人のほかに、メイドさんと、奥さんの妹とその子供、

叔母さんの子供が一緒に住んでいます。(大人4人、子供4人)

私たちの子育ては、平日の日中はメイドさんがほぼしてくれますが、夜は奥さんが帰宅後に見て、
 
メイドさんが休みで奥さんが仕事をしている土日は私がしています。

なお、メイドさんが作る食事はフィリピン料理ですが土日は私がうどんやオムライスなどの日本食を作ったりして

日曜日のお昼は子供たちが大好きなジョリビーやチョウキングなど出前をデリバリーしたりしてます。

上の子は7歳なので、最近は洗い物や部屋の片づけなどを手伝ってくれますし

フィリピンにいるほかの子供と同じように弟の面倒をよくみてくれます。

下の子は2歳でまだまだ手がかかるやんちゃ坊主で、お姉ちゃんや一緒にすんでいる従妹たちと一日中遊んでます。

週末は家にずっといてもつまらないので、日中、天気が良い日は玄関先で砂遊びをさせたり

ビニールプールで泳がせたり、ショッピングモールにある遊び場に行ったり

夕方と朝の涼しい時に子供たちを自転車にのせて付近を回ったりしてます。

また2ヶ月に一度くらいのペースで家族で近場のプールリゾートに行ったり、年末年始などはちょっと遠出して海辺のリゾートで家族で過ごすのが何よりの楽しみです。

まとめ


フィリピン生活では、家事や子供の面倒を見てくれる住み込みのメイドや子供の学校の送迎をするドライバーによって、両親が共働きをすることが容易な環境を作ることができます。

フィリピンでは13年が義務教育となっていて、ほとんどの学校では授業は基本英語行われるため、
子供は2か国、3か国語学が話せるようになる環境が揃っています。

しかし同時に子供を一人歩かせられない治安の悪さやしっかりと道徳教育がされていないフィリピンの子供たちなど、

周りの大人がしっかりとしなければいけないという問題もあります。
PH.navi

フィリピン生活を送っているサラリーマン兼ブロガー@shoheybeatzです。大学をアメリカで過ごし、卒業後日本で働いたあとタイへ移住し、東南アジアを陸路で横断後フィリピンに移住。現在、現地の日系企業で働きながら2児のパパとして子育てに奮闘中。

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